電子母子手帳 Babys!

ママのカラダ
産後の心配ごと［顔］

妊娠中起こしていた肌荒れが、出産後も良くなりません。

ホルモンの影響により、産後も肌荒れが改善しないことがありますが、断乳・卒乳後は次第に回復していきます。また産後は、新陳代謝が活発になって肌が汚れやすいので、洗顔は丁寧に。洗顔フォームは低刺激のものを使い、よく泡立てましょう。
基礎化粧品は保湿効果のあるケラチンやNMF（天然保湿因子）、セラミドを補うタイプが効果的です。

視力が下がりました。

産後の疲労により、一時的に視力が低下することがあります。慣れない夜間の授乳が睡眠不足を引き起こし、視力が低下することも。疲労が回復すれば、視力は元に戻るので心配ないでしょう。
但し、2～3ヶ月経っても視力が元に戻らない場合は、他の原因も考えられるので、眼科に行って診察してもらいましょう。

歯が痛み出しました。まだ出産後間もないので、歯医者通いもままなりません。

産後1ヶ月くらいまでは、お産の影響で体が敏感な時期。そのため、歯科治療の不快な症状や痛みを長引かせてしまうことがあります。
体調を見ながら応急処置をし、体調が戻ってから通常の歯科治療を行うことをおすすめします。また、虫歯を防ぐためには、普段からしっかり歯磨きをすることが大切です。食後15分以内にするのが理想的。ブラッシングは細かく、時間をかけて。フッ素入りの歯磨き粉を使うのも、虫歯予防に効果があります。

耳鳴りがします。

耳鳴りと一言で言っても、内臓機能の低下、栄養不足、高血圧の場合など、その原因はさまざまです。2～3日で治るものなら、それほど心配する必要はありません。放っていても問題ないでしょう。
但し、症状がしばらく続く場合や、元々高血圧の人、または頭痛、めまいを併発している場合は、注意することが必要です。早急にお医者さんに相談しましょう。

目がかすむので鏡を見ると、真っ赤に充血していました。

目のかすみや充血は、産後の疲れによって起こります。慣れない育児や夜泣きで寝不足になり、疲れがたまりやすいのです。一時的な症状がほとんどなので、さほど気にする必要はありません。
赤ちゃんと一緒に昼寝をするなど、睡眠不足解消に努めましょう。
長く続く場合は、肝機能の低下による症状の可能性もあり、視力が低下することもあるので、気になる場合はお医者さんの診察を受けましょう。

妊娠中にしみ・そばかすが増えてしまいました。消えますか？

妊娠中にできたシミ・そばかすも、赤ちゃんの世話が一段落する生後3ヶ月頃には解消され、きれいになります。そのほとんどは、妊娠中のホルモン分泌によって増えた、メラニン色素の影響で出てきたものなので、次第に消えていくことも多いようです。
対策として、なるべく紫外線に当たらないように注意し、野菜や果実を十分にとりましょう。美肌ケアにも気を配りましょう。