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およそ10ヶ月間おなかの中で過ごす赤ちゃんとママのために

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コミュニケーション[子育てエッセイ]
8〜11週

ようこそ赤ちゃん

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「ようこそ、赤ちゃん。これからよろしくね」
おなかの赤ちゃんに、そう話しかけてあげましたか?
「ママも新米で、まだまだ不安なことも心配もたくさんあるけど、一緒に大きくなって行こうね」など、今の気持ちを素直に話してあげるといいですね。
ママと赤ちゃんは、これから生まれるまでの間、24時間離れることなく、ずっと一緒に過ごします。まだ赤ちゃんがいる実感もないかもしれませんが、赤ちゃんとの暮らしは始まっています。
私たち大人は、おなかの中にいた時のことを覚えている人はほとんどいませんが、間違いなく、おなかの中で過ごした経験の上に「今」があるのです。おなかの中から2~3才までは一生の土台となる時期であり、嬉しいと感じる心も、悲しいと感じる心も、おなかの中からの経験によって育っていきます。

妊娠中はリラックスが大切とよく言いますが、それは、赤ちゃんの心の芽を育てている時期だからなのです。これから始まるママ自身の体の変化や、おなかの赤ちゃんとの暮らしを楽しむコツは、大人とは違う、赤ちゃんならではの能力を知ってコミュニケーションをとることではないでしょうか?
それは、赤ちゃん自身を認めたコミュニケーションとなり、生まれてからも赤ちゃんの気持ちがよく分かるママになるでしょう。

赤ちゃんの最もすぐれた能力は、感じ取り、伝える、というものです。その能力は大人以上であると言えるでしょう。つまり、赤ちゃんが周囲の様々なことを感じ取っていると信じて働きかけ、ママもまた赤ちゃんなりの表現を感じ取ろうとして注意を向ければ、素晴らしいコミュニケーションを取ることができるのです。


感じ取る力

おなかの中の赤ちゃんも、感じ取る力を持っています。その感じ取る力はあらゆることに向けられていると言っていいでしょう。 ママの気持ちやおなかの外の様子を感じ取って、声をかけてもらえばその声に耳を傾けます。
いつ頃から聞こえるのだろう、などということは考えずに、妊娠に気づいた時から、ママの気持ちや回りの様子などを話してあげましょう。耳の機能はまだ発達していなくても、その気持ちは、赤ちゃんは感じ取っているかもしれないのです。


伝える力

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赤ちゃんは、とても素直に自分の気持ちを表現しています。赤ちゃんが豊かな気持ちを持っていることを信じて見つめると、様々な気持ちが伝わってきます。ですが、赤ちゃんはまだ何もできないと思って見ると、その気持ちを感じ取ることはできないでしょう。赤ちゃんの伝える力は、まず周りの大人が、赤ちゃんは何でも分かっている、伝えている、と信じることから始まるのです。
まずは、赤ちゃんは分かっていると信じて「ようこそ、赤ちゃん!」と声をかけてあげましょう!

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