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栄養と食事
食事のヒント[カロリー]

「二人分の量」をとってはダメ!量より質を。

カロリー
妊娠中は、体重を増やさないよう、お医者さんから食事や運動の指導を受けています。カロリーをとり過ぎて太ってしまうと、妊娠中毒症や糖尿病をまねきやすくなるばかりか、産道が狭くなって難産になる可能性があります。さらに産後、体重を元に戻すのも大変です。
食べる量は増えなくても、食事の内容は変えなくてはなりません。貧血には鉄分、便秘には食物繊維、妊娠高血圧症候群には塩分制限と、食事で予防できる病気はたくさんあります。赤ちゃんのためにも、今の食生活を見直してください。

[参考]推定エネルギー必要量

生活活動レベル I 立ち仕事や移動が多い仕事、活発な運動習慣をもっている人 II 座り仕事が中心だが、軽い運動 や散歩などをする人 III 一日のうち、座っていることがほとんどの人
非妊娠時(18-29歳) 1700 kcal 1950 kcal 2250 kcal
非妊娠時(30-49歳) 1750 kcal 2000 kcal 2300 kcal
妊娠初期 + 50 kcal
妊娠中期 + 250 kcal
妊娠後期 + 450 kcal
授乳中 + 350 kcal

※健康な「ふつう体型」の妊婦の場合



カロリーを抑えるためのヒント
一度ゆでれば油は半減
油揚げは一度ゆでるのがコツ。時間がなければポットのお湯をかけ、湯通しするだけでも効果は出ます。

フッ素樹脂加工のフライパンで調理
カロリーを減らすなら、油を使わないのが一番。フッ素樹脂加工のフライパンは、普通のフライパンより少ない油で調理ができます。電子レンジも上手に利用して。

サラダは、ドレッシングではなくポン酢に
野菜はポン酢に合います。ドレッシングよりカロリーが少ないので、妊婦さんにはもってこい。だからといってかけ過ぎないように。

肉を食べるなら網焼きで
一番低カロリーなのは鶏のささ身。牛や豚ならヒレ肉やもも肉がカロリー低めです。さらに調理方法でカロリーカットを。鉄板焼きより網焼きがオススメです。ゆでる、蒸すなども効果的です。余分な油が落ちるので、同じ肉でも断然ヘルシーになります。

肉の代用品にも工夫を
畑の肉といわれる豆腐や、シーフードなどであれば肉より低カロリーです。

妊娠中の体重増加の目安

妊娠前の体格 妊娠全期間を通しての推奨体重増加量 1週間あたりの推奨体重増加量
(妊娠中期~末期)
低体重(やせ)
(BMI *1 18.5未満)
9~12kg 0.3~0.5kg/週
ふつう
(BMI 18.5~25)
7~12kg *2 0.3~0.5kg/週
肥満
(BMI 25以上)
おおよそ5kg *3 医師に要相談

*1) BMI=体重(kg)/〔身長(m)×身長(m)〕

*2) 体格区分が「ふつう」の場合、BMIが「低体重(やせ)」に近い場合には推奨体重増加量の上限側に近い範囲、「肥満」に近い場合には推奨体重増加量の下限側に近い範囲の体重増加が望ましい。

*3) BMIが25.0をやや超える程度の場合は、おおよそ5kgを体重増加量の目安とする。BMIが25.0を著しく超える場合には、他のリスクなどを考慮しながら、個別に対応する必要があるので、医師などに相談することが望ましい。

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