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妊娠中のトラブル
健診ですること・検査

健診ですること・検査

初心で妊娠が判明したら、妊娠に関する検査のため、定期的に産院に通うことになります。どの位の頻度で行くかは、時期によって異なります。
健診をきちんと受けていれば、異常を早く見つけることができます。
流産や早産、妊娠高血圧症候群などは、早期発見し対応することが重要となります。スケジュールを守って、必ず健診に出向くようにしましょう。その際、心配なことや聞いておきたいことがあれば、聞き忘れを防ぐためにもメモしていくとよいでしょう。
また、少しでも「いつもと違う!」と異常を感じたら、健診前でも産院に行くようにしてください。産院まで出向くことができない場合は、電話で指示を受けましょう。

通常、健康なママの場合は、妊娠中期が終わる27週目までは4週間に1度(月に1度)。妊娠後期に入る28週目から35週目までは、2週間に1度。臨月の36週目以降は週に1度、妊娠に関する検査のため産院に通います。

健診では体重や腹囲、赤ちゃんの心拍、血圧の測定、採尿、内診、超音波検査(毎回行わない場合も)などの検査を受け、ママと赤ちゃんの様子をチェックします。
1回の健診でかなりの時間がかかると思っていてください。また最近では、超音波検査に、パパも同行できる産院が増えています。お腹の中の赤ちゃんを実際に見ると実感もわいてきます。時間があれば、パパも一緒に産院へ行きたいものです。


[4D超音波画像]*クリックするとムービーでご覧になれます。

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健診ですること
体重測定 急激な体重の変化は高血圧症候群が心配。適正体重か確認します。
尿検査 尿の中に、蛋白や糖が出ていないかを調べます。
血圧検査 妊娠中毒症の発見に重要な検査。最高血圧140mm/Hg以上、最低血圧90mm/Hg以上の場合、注意が必要です。
腹囲・子宮底長 妊娠中期以降の検査。羊水の量が適正かで、赤ちゃんの状態を確認します。
浮腫 妊娠中は血液循環が悪く、足がむくみます。足のすね、甲を押して、むくみの状態を検査します。
超音波ドップラー お腹の上から機械を当て、心拍数やリズムを確認。妊娠10週目位から、赤ちゃんの心音を聞くことができます。
超音波ドップラー
内診 医師が膣に指や器具を入れ、膣の内部、子宮口付近の様子を診察します。後期には、破水の状態も確認します。
子宮頚部の細胞診 子宮口の細胞をとって子宮頸がんがないかどうか調べます。
血液検査
(初期に1回
後期に1回)
血液型検査 緊急時の輸血に備えて血液型を調べるのに加え、赤ちゃんとママの血液型が合わない「血液型不適合」かも確認します。結果によっては特別な処置が必要になることも。
梅毒血性反応検査 ママに梅毒の病原体が見つかっても、早期に適切な治療をすれば、赤ちゃんへの感染は防げます。
HBs抗原検査 ママにB型ウイルスがあるかどうかを検査します。赤ちゃんにうつることはありませんが、陽性のママから生まれた赤ちゃんは、予防接種を受ける必要があります。
HCV抗体検査 C型肝炎は血液を介して感染します。母子感染の恐れもあるため、初期に感染を調べます。
貧血の検査 初期と中期に検査します。
HIV抗体検査 HIV(エイズウイルス)に感染していると赤ちゃんに感染する可能性があります。
風疹抗体検査 ママが風疹の抗体を持っているかを調べます。妊娠初期に抗体が分からないママのみ。
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