病気と事故 1才0~1ヶ月
1才になったらなるべく早めに
麻疹・風疹の予防接種を受けるようにしましょう。
麻疹は感染力が強く、患者数は減少しているとはいえ、隔年~数年に1回は流行するといわれています。気管支炎や肺炎、脳炎など、重篤な合併症もあり、重症化すると生命に関わることもあります。1才になったらすぐに予防接種を受けるようにしましょう。ワクチンの効果は非常に高く、90%の人は免疫がつき、麻疹になりません。
麻疹の予防接種に続けて、風疹の予防接種も早めに受けておきましょう。風疹は「三日麻疹」ともいわれ、麻疹ほど重い病気ではありませんが、2~3才になると急に増えてきます。遅くとも、保育園や幼稚園などの集団生活が始まる前までには受けておいてください。
この他、1才前後でかかりやすい病気に川崎病があります。原因不明で予防法も分かっていませんが、治療が遅れると後遺症が残る恐れがあり、早めの診断が大切です。
川崎病の治療にはガンマグロブリンの大量投与を行います。
この治療を受けた方は、6ヶ月以上過ぎるまで麻疹の予防接種は受けられません。
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