病気と事故 2~3ヶ月
“乳幼児突然死症候群(SIDS)”と
“揺さぶられっこ症候群”について
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、それまで元気だった赤ちゃんが、何の前触れもなく、睡眠中に突然亡くなってしまう病気です。日本では2000人に1人の割合で見られます。
原因はハッキリとは解明されていませんが、
1.うつぶせ寝をやめ、仰向け寝にする。
2.赤ちゃんの周囲でタバコを吸わない。できれば家族で禁煙を。
3.できるだけ母乳で育てる。
上記3点が予防に有効であるとされています。
揺さぶられっこ症候群は、赤ちゃんの未発達な脳が、強く揺さぶられることで頭蓋内出血や網膜出血を起こすことです。
事故や虐待だけでなく、長時間揺さぶり続けたり、高い高いをしたりといったことが原因になる場合もあります。視力障害や運動発達障害、けいれん、最悪の場合死に至ることもあり、注意が必要です。