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子どもの健康
感染症[日本脳炎]

起こりやすい時期 : ~5才

日本国内の発症数は予防接種の効果で激減しています。


原因
日本脳炎ウィルスを持った豚を刺したコガタアカイエカに刺されることで感染します。
ほとんどの場合は感染しても無症状のまま免疫を獲得しますが、数万人に1人の割合で 発症することがあります。潜伏期間は4日~2週間。 人から人への感染や、感染した人を刺した蚊からの感染もありません。


症状
主な症状
突然の高熱・頭痛
嘔吐・下痢
(重症化)意識障害


突然の高熱・頭痛・嘔吐・下痢などが主症状です。翌日にも改善せず、悪化していき、 髄膜炎特有の症状(項部硬直など髄膜刺激症状)が出てきます。重症になると、意識障害から昏睡に陥り死亡することもあります。
また、助かった場合は3週間前後で回復しますが、運動・知能に後遺症が残ることもあります。


治療・対処法
日本脳炎に対する抗ウィルス薬は開発されていないのが現状です。 感染によって起こる発熱や脳浮腫、脳圧亢進、けいれん、呼吸障害に対する対症療法と合併症の予防が主になります。


ひとことアドバイス
予防接種について
日本脳炎ワクチンが有効です。現在は新しい細胞培養ワクチンを使用しています。
過去に使用していた古いタイプのワクチンによりADEM(亜急性散在性脳脊髄炎)が起こったとして2005年より積極的な推奨が差し控えられていました。しかしWHOでも、医学的には日本脳炎はワクチンで予防できる重大な病気の1つであり、ワクチン接種は必要と言われています。

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