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妊娠中のトラブル
妊娠初期[食べつわり]

つわりの主な種類といえば、「食べつわり」「吐きつわり」です。
「食べつわり」とは食欲に関係なく、とにかく何かを口にしていないと気持ち悪いという症状です。
その中にも程度差があり、
空腹になると気分が悪くなる
空腹は気分が悪いが、食べてもすっきりしない
空腹は気分が悪いが食べると吐いてしまう

など様々です。
食べることは出来ているので、極端な脱水状態や栄養不足の心配はありませんが、不快なことには変わりません。
もしも嘔吐がひどく、水分さえ吐いてしまうことが続く、口が乾燥する、尿が少なく色が濃くなるなどの場合は、妊娠悪阻(おそ)の場合がありますので、早めに受診しましょう。


原因
空腹によって引き起こされます。「つわり」自体の原因は解明されていません。


治療・対処法

●空腹を避けるようにし、1回の食事量を減らし、回数を増やすようにする。
(血糖値の下がっている寝起きに症状が出やすいようです)

●規則的に食べることよりも、食べられる時に少しずつ食べるようにしてみましょう!


つわりの間は食べられるもの・好きなものを食べるようにして、乗り切っていくことを第一に考えましょう。栄養バランスはつわりが終わってから考えれば大丈夫!
ただ、気を付けていただきたいのは「体重増加」です。
食べていないと気分が悪いのでダラダラと食べ続けてしまい、結果として体重が増えてしい、つわりが治まってから「体重管理」が必要になる方もいます。
まずはつわりを乗り切ることが1番大切ですが、頭の片隅に「体重」も置いておくようにしましょう!


ツボ
ツボ

内関(ないかん)
手首の付け根中央から指1.5~3本分の部分にあります。

ツボ

足の三里(あしのさんり)
膝のお皿の上縁の親指をかけて、他の4本を下にまっすぐ伸ばした時に中指が触れる部分で、強く押すと痛いところです。



漢方
小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)

半夏と生姜は吐き気を抑え、茯苓は唾液を押さえる効果があります。

小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)
半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)

小半夏加茯苓湯に吐き気を抑える厚朴と消化促進や鎮静作用のある蘇葉(紫蘇葉)を加えたものです。


注意

漢方薬と言えども薬は薬。各医療機関によっても違いがあり、同じ名前でも成分が違う場合もあるので、必ずかかりつけの産科の先生に相談して下さい。
また、必ず妊娠していることを伝えた上で処方してもらうようにしましょう。
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