子どもの健康
口・歯[舌小帯短縮症]
起こりやすい時期 : 2ヶ月~2才
舌と下あごをつなぐ薄い膜のようなものが生まれつき短い状態をいいます。
原因
先天的なものであり、原因ははっきりしません。
乳児の2~3%にみられ、男児に多いとされています。
症状
主な症状
サ音・ラ音の発語がしにくい
稀に母乳やミルクが飲みにくかったりすることがありますが、多くの場合、2~3歳になって、発語のしにくい音(特にサ音・ラ音)で気づくことが多いようです。
舌の先を上の歯の裏の歯肉に付けることができたり、舌を出したときに舌の先の中央がハート形にくびれなければ、まず手術の必要はありません。また舌小帯が短くても程度が軽いときは手術の必要はありません。
治療・対処法
成長とともに自然に治る場合が多いです。重症の場合、舌小帯切開を行うこともあります。