病気と事故
1才11~12ヶ月
熱中症になってしまったら、
涼しい場所へ移動して様子を見、対処法を決めます。
梅雨も明け夏が来ると心配なのが熱中症や脱水です。
小さな子どもは体温調節機能が未熟な上、自分から訴えることが出来ないのでしっかりと守ってあげましょう。
炎天下の屋外だけでなく、閉め切った屋内や車内なども熱中症のリスクがあります。
熱中症とは熱射病と日射病があります。
暑い事で体温があがりすぎてしまうのが熱射病、日光に直接当たりすぎて起こるのが日射病です。これらを総称して熱中症といいます。
体温が上がりすぎて脱水症を併発することもあります。
子どもの様子をよくみてあげましょう。体が熱い、顔が赤い、または青ざめている、
呼吸が苦しそう、ぐったりしているなどの症状が見られる場合は早めのケアが必要です。
軽い場合は、
●涼しいところへ移動
●水分を摂らせる(汗などと一緒に電解質も失うのでイオン飲料がオススメです。)
●服を緩めて横にする(足を高く、頭を低く寝かせる)
*頭や首筋、脇や太ももの付け根を保冷剤などで冷やす
意識がなかったり、けいれんを起こすなどの症状があるときには必ず冷やしながら早急に救急車を呼びましょう。
閉め切った部屋や、風通しの悪い部屋、車内なども屋外と同じように危険ということを忘れないで下さい。