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コミュニケーション[子育てエッセイ]
2才10〜11ヶ月

もう一度、抱っこして

かなり自立してきたと思える場面が増えてきたことと思いますが、最近、抱っこしてあげていますか?
甘えたいとき抱っこをねだる子どもを、いやいや抱っこしていませんか?なんで自分で歩かないの!?と怒りながら抱っこしていませんか?


抱っこを嫌がる?

抱っこには、気持ちがあらわれます。抱っこされて心地いいと感じられる時は、親子の関係もうまくいっている時でしょう。でも、本当は大好きなママなのに、抱っこを逃れようとする時があります。「もう大きいから、きっと照れているのね」と思ってしまいがちですが、3才前といえば、まだまだママに甘えたい時期です。

何かに怒っている子どもは、抱っこされたがらないことがあります。他の人との関わりで怒っているのなら、ママに甘えてきますが、ママに抱っこされても身をよじったり、顔を見ようとしないなら、「気持ちを汲んで!」、「自我を認めて!」というサインかもしれません。
抱っこをしながら、この数日間のことを思い出して、いろいろと話してみましょう。
より泣き声が大きくなったり、身をそらすようなら、ビンゴ!です。子どもが怒っていることに共感しながら、ママの気持ちや事情を話してあげましょう。だんだんと体の力が抜けて、甘え泣きになっていくことでしょう。


抱っこには子どもだけでなく、ママの感情も

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心を打たれた文章があります。その全文は忘れましたが、「子どもが私を求めて泣いている。思い切って抱っこしてしまえば、甘く素晴らしい感覚が広がるのはわかっているのに、その一線を踏み越えていけない私の自我は何なんだろう。心では、私もその甘美な時間を求めているのに」というような内容でした。
もしかしたら、共感される方も多いかもしれませんね。
しかし、その一線を作り上げているものは何なのでしょうか・・・?
それはママ自身の「私を認めて!」という声なのかもしれません。

抱っこには、親子ともにさまざまな感情があふれてきます。もし、ご機嫌に抱っこされているなら、いつもより強く、ギュッと抱っこしてあげましょう。
強く、ギュッと抱っこしてもらうことによって、子どもたちは心の芯から、自分が愛されているのを感じることができます。そして、ママもその強く抱く力が愛情の強さだということを感じられることでしょう。
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