病気と事故 2才6~12ヶ月
集団生活が始まるとともに、さまざまな感染症が増えてきます。
「うつらない」「うつさない」ことを心がけましょう。
幼稚園や保育園など、集団生活が始まると、さまざまな感染症にかかる危険性が増えてきます。中でも集団感染を起こしやすいものに、流行性角結膜炎(はやり目)や咽頭結膜熱(プール熱)などの病気があります。これらはプールで感染することが多いですが、最近では温水プールが多いため、夏だけの病気ではなくなってきています。
もしもかかってしまった場合は、他の人への感染を防ぐため、目を触った手はよく洗う、目やにはティッシュペーパーで拭いてその都度捨てる、といったことを徹底し、お医者さんの許可が出るまでは、幼稚園や保育園はお休みしましょう。
スイミング プールが原因となる病気としては、このほか外耳炎があります。これは耳の入口から鼓膜までの外耳道が細菌感染することで起こります。お風呂やプールで水が耳に入り、そこから細菌が入って起こることがあります。
同じように耳を痛がったり、耳だれが起こったりするものに中耳炎があります。これは外からの感染というよりは、風邪などにより鼻や喉からのウイルスや細菌が耳管を通って感染することにより起こります。乳幼児は耳管が短いため、中耳炎を起こしやすいのです。
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