病気と事故 7～8ヶ月
うんちは赤ちゃんの健康のバロメーター。
おむつ替えの度にチェックしましょう。
健康な赤ちゃんのうんちは、概ね緑がかった黄色の水っぽいうんちで、少し酸っぱいニオイがします。ミルクの赤ちゃんは、母乳の赤ちゃんより若干固めだったり、混合ではその中間くらいだったりと違いが出てきます。
次のような場合はすぐにお医者さんへ。
赤いうんち
腸重積症では独特の、イチゴジャムのような真っ赤なうんちが出ます。突然火がついたように泣き出し、一旦治まったかと思うと数分してまた泣くことを繰り返します。
ほんの少量、赤いすじのようなものが混じる場合は、肛門近くが切れてしまっただけの場合が多く、ほとんどの場合心配ありません。
黒いうんち
胃や十二指腸などからの出血があると、うんちは黒くなります。 生まれてすぐの赤ちゃんのうんちが黒いのは、胎便といって心配ありません。
白いうんち
白っぽいうんちはロタウイルス感染症や、黄疸を伴うものであれば胆道の病気が疑われます。
離乳食が進んでくると、便秘がちになる赤ちゃんもいます。2、3日うんちが出なくても食欲があり、元気なようであれば心配ありません。ベビーオイルなどで湿らせた綿棒で浣腸したり、水分を多めにとるようにしてみましょう。どうしても出ない場合は、受診した方がよい場合もあります。
> 腸重積症
> ロタウイルス性下痢症
> 細菌性胃腸炎
> 肥厚性幽門狭窄症
