ママのカラダ 1才5〜6ヶ月
女性に多い骨粗鬆症を予防するために、
今からカルシウムを積極的にとりましょう。
女性の体は思春期から骨量が増加しはじめ、18~20才の性成熟期頃までに最大骨量に達します。妊娠・出産を経て40才代を過ぎ、卵巣機能が衰えてくると同時に骨量が減少し始めます。
さらに閉経後は骨量の減少が進み、骨粗鬆症になってしまう人も少なくありません。若いうちからカルシウムを積極的に摂取し、体に貯蓄しておくことが大切です。
妊娠・授乳中は赤ちゃんにカルシウムが取られてしまいます。ママのカルシウムの必要量は、妊娠中は1日900mg、授乳中は1,100mgと、実は妊娠中よりも授乳中の方がカルシウムを多くとる必要があるのです。
日本人の食生活では、カルシウムを多く含む牛乳や乳製品などの取り方が少ない傾向にありますので、意識してカルシウムをとるようにし、現在の骨量をできるだけ長くキープできるようにしましょう。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも同時にとりましょう。