気くばり 1才9~10ヶ月
「体を動かしたい」という強い欲求が出てくるので、
歩く・走る・飛ぶなど十分に体を動かせるような環境を作ってあげて。
この時期になると、子どもの運動能力が飛躍的に発達します。子ども自身も「体を動かしたい」という強い欲求が出てくるので、歩く・走る・飛ぶなど十分に体を動かし、運動できるような環境を作ってあげることが大切です。お家の中でできることは限られてしまうので、お天気の良い日はなるべく外へ出かけましょう。子どもは外に出るだけでご機嫌になりますし、公園で思いっきり遊ばせれば、お腹も空いて食事が進みます。
また、音感もグングン発達しているので、テレビから歌がかかれば、それに合わせて歌うような声を出したり、踊りや体操を見ながら体を動かして楽しむ子もいるでしょう。そんな時はぜひママも一緒に歌ったり踊ったりしてあげて下さい。一緒に歌っているうちに子どもは音の出し方がわかり、言葉の発音がハッキリしてきますよ。
積み木やお絵かき、指先を使って握る・回す・ねじる・つまむ・はめるなどができる知育玩具を活用するのも良いでしょう。指先を使う遊びは、知能発達を促します。
段々と2歳に近づくにつれて、ママのいうことを拒んだり、反発し始めたりするようになりますが、これは自発性や自立心が育ってきた証拠です。自発性は好奇心によって育まれるので、いたずらもその1つ。自分で何でもしたがる自立心は学習意欲の表れでもあります。遅くても、下手くそでも、なるべく手伝わずに子ども自身にチャレンジさせてあげてみて下さい。