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コミュニケーション[子育てエッセイ]
28〜31週

どんなお母さんになりたいですか?

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 「お母さん」
どんなイメージですか?
どんなお母さんになりたいですか?

お腹もかなり大きくなってくると、自分はどんなお母さんになるんだろうと考えることも増えてきますね。赤ちゃんとの関わりを楽しみにしているママもいれば、赤ちゃんが生まれても、自分の生き方を変えたくないママもいらっしゃるでしょう。


赤ちゃんの自立は甘えを受け入れてあげることから

親子とは、とても縁の深いものです。親だからこそ、我が子として生まれた一人の人にこれまでにない深い愛情を感じたり、愛情はあるのにそれを素直に表現できない自分にもどかしさを感じたり、これまでは頑張れなかったことが、赤ちゃんのためなら軽々とクリアできてみたり、これまで経験したことのない感情を体験していくことになるでしょう。

どんなお母さん像を描いたとしても、大切なのは、その時々の赤ちゃんの気持ちを汲む姿勢と、赤ちゃんにどんな大人になって欲しいかを考えてそのために今必要なことをしてあげる姿勢です。
赤ちゃんの自立を望むママほど、生まれてからの2~3年は、たっぷりと赤ちゃんの甘えを受け入れてあげましょう。甘えをしっかりと受け入れてもらった子ほど、自分の感情をコントロールできる、自立した子に育ちます。

おなかの中にいる今は、たくさん話しかけ、赤ちゃんの気持ちに耳を傾けて、赤ちゃんへの愛情をたっぷりと伝えてあげるといいですね。


「お母さん」のモデル

私たちは、理想のお母さん像とは別に、自分の内に「お母さん」のモデルを持っています。それは、自分のお母さんです。その姿を、お母さんとしての理想の姿として描いている方も、そうではない方もいらっしゃると思いますが、幼い頃から見てきた姿は、そのまま私たちにインプットされています。ご自分なりの理想の姿を描いている方も、とっさの時ほどご自分のお母さんと同じ行動をしてしまうでしょう。理想の姿とは違ったとしても、そういう姿も自分の姿として受け入れていくことが必要です。
理想の姿と、自分にインプットされているお母さんのモデルと、赤ちゃんからの要求と、それに環境がミックスされた形が、親子の姿になっていくでしょう。

親子としての深い関わりがこれから始まります。
赤ちゃんを育てることは、一人の人間と向き合うことであり、楽しいことも苦しいこともあるでしょう。これからの数年、自分と向き合い、赤ちゃんと向き合うことに腹をくくることで、魂の喜びに通じる子育ての楽しさを味わうことができるのです。

親子で楽しく、赤ちゃんもご機嫌で過ごしていくためのヒントをいくつかご紹介します。

【妊娠中】

●穏やかな気持ちでいること。

●声を出して赤ちゃんに話しかけること。  
周りの様子や、ママの気持ち、今日の予定なども話してあげましょう。

●体をリズミカルに動かすこと。


【生まれてから】

●たくさん話しかけ、その日の予定やこれからの行動を予告すること。

●泣いた時には抱き上げて、泣いている理由を思いつくままに口に出して言い、共感すること。
ママがその理由をちゃんと言い当てれば、赤ちゃんはピタリと泣き止むことが多いのです。
泣いている赤ちゃんを無視したり、無理矢理泣き止まそうと気持ちを押さえつけようとすると赤ちゃんに反発心が芽生えます。

●「かわいいね」とたくさん言うこと。例え気になるところがあっても、それを指摘すると、赤ちゃんは自分が否定されているように感じます。

● ママ自身が好奇心を持ち、何事も楽しんですること。


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