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子どもの健康 予防接種

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伝染病から赤ちゃんを守るために、0才児から予防接種を受けることが義務づけられています。これは、抵抗力のない赤ちゃんの体内に、病原体が入った場合に発病を防ぐために行います。
予防接種の実施は、保健所などで集団接種するものと、医療機関で個人的に受けるものとがあります。必ずしもその時期に自治体などから通知が届くわけではないので、広報紙などをまめにチェックしておきましょう。


予防接種スケジュール

予防接種の種類によっては、接種後、期間をあけないと次の接種が受けられないものがありますので、あらかじめスケジュールをしっかりと立て、赤ちゃんのためにすべての接種が受けられるようにしたいものです。特に職場復帰する予定があるママは、産休中にできるだけ受けられるようにしておく方がよいでしょう。

最新の予防接種の推奨年齢やスケジュール等については
「国立感染症研究所 感染症情報センター」(外部サイト)に掲載されています。

★国立感染症研究所 感染症情報センターの予防接種スケジュールページはこちら


予防接種を受けた後の注意と副反応
重篤な副反応は、予防接種後30分以内に生じることが多いため、その間は、医療機関等で様子をみるか、または医師とすぐ連絡を取れるようにしておきましょう。
入浴は差し支えありませんが、注射した部位をわざとこすることはやめましょう。
接種当日は、激しい運動は避けましょう。
万が一、認可された予防接種で健康被害が生じた場合は、補償制度があります。
また、接種の記録として母子健康手帳へ記入されたり、予防接種済証が発行されたりしますが、就学時健康診断や海外渡航などの際に活用されますので、大切に保管しましょう。

●高熱が続く、嘔吐やけいれんなどの症状が出た場合はすぐにお医者さんに診てもらいましょう。


※次のような場合はお医者さんに相談を

●風邪気味の時

●下痢などの時

●37度2分以上の熱がある時

●麻疹、風疹、水ぼうそう、おたふくかぜ、突発性発疹、手足口病、インフルエンザ等にかかって、治ってから間もない場合

●受けようとする予防接種でアナフィラキシーを起こしたことがある場合



予防接種の種類

BCG
対象病名 結核
接種時期 生後3か月から1才未満の間に1回接種。推奨接種期間は生後5ヶ月〜8ヶ月未満。
接種方法 スタンプ型
ポイント 十分な免疫ができるまで1ヵ月、次の予防接種まで4週間あける。

四種混合(DPT-VPT)I期
対象病名 ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)、ポリオ
接種時期 生後3か月から1歳までの間に、20〜56日の間隔を空けて 3回接種、初回接種後6ヶ月〜1年後に追加接種1回。(計4回接種)
接種方法 注射
ポイント 三種混合、ポリオワクチンを既に1回以上接種しており、接種が完了していない場合は原則として三種混合と単独のポリオワクチンにて接種を完了させます。

※2012年11月1日より四種混合(三種混合+ポリオ)導入。11月1日時点での三種混合・ポリオワクチンの接種 状況により接種スケジュールが異なりますので、お住まいの市区町村やかかりつけのお医者さんにご相談ください。


三種混合(DPT)I期
対象病名 ジフテリア(D)、百日咳(P)、破傷風(T)
接種時期 生後3か月から1歳までの間に、20〜56日の間隔を空けて 3回接種、初回接種後6ヶ月〜1年後に追加接種1回。(計4回接種)
接種方法 注射
ポイント 熱が出ることはほとんどないが、注射跡が赤くなったり、腫れたりすることがある。3〜4日で消える。

二種混合(DT)
対象病名 ジフテリア(D)、破傷風(T)
接種時期 小学6年生時に1回
接種方法 注射
ポイント 熱が出ることはほとんどないが、注射跡が赤くなったり、腫れたりすることがある。3〜4日で消える。

ポリオ
対象病名 小児まひ
接種時期 生後3か月から1歳までの間に、20日以上の間隔を空けて 3回接種、初回接種後6ヶ月〜1年後に追加接種1回。(計4回接種)
接種方法 注射
ポイント 三種混合(DPT)と接種スケジュールがほぼ同じです。同時接種に関してはかかりつけのお医者さんに相談してください。

麻疹・風疹混合(MR)
対象病名 麻疹風疹
接種時期

1期:1歳時に1回

2期:小学校就学前の1年間に1回

3期:中学1年生(平成20年4月〜5年間)

4期:高校3年生(平成20年4月〜5年間)

接種方法 注射
ポイント 接種後7〜10日後、約2割の人に軽いはしかに似た発熱や発疹症状が出る場合があるが、1〜3日ほどでよくなる。

日本脳炎
対象病名 日本脳炎
接種時期

1期:6か月から7歳半までの間に3回。初回接種後1〜4週間空けて2回目接種、その後約1年間空けて3回目接種。2011年度は、3歳児と4歳児に接種を積極的に奨めている。

2期:9歳から12歳の間に1回。第1期の3回を完了していない9歳児と10歳児に第2期として積極勧奨。

接種方法 注射
ポイント 2005年5月以降重い副反応が確認され積極的な接種を控えてきたが、2009年新しいワクチンが承認され2010年度から3歳児への初回が再開。

Hib(インフルエンザ菌b型)
対象病名 インフルエンザ菌(インフルエンザウィルスとは異なる)による肺炎細菌性髄膜炎
接種時期

・基本:生後2か月から5歳までに間に、4〜8週間の間隔を空けて3回接種、3回目の接種から約1年間空けて4回目を接種(計4回)。生後2ヵ月以上7ヶ月未満で初回を開始することが望ましい。

・接種開始が7ヶ月〜1歳未満の時:4〜8週間隔で2回注射、2回目から約1年の間隔をおいて1回注射(計3回)。

・接種開始が1歳以上5歳未満の時、1回だけ注射。

接種方法 注射
ポイント DPTや肺炎球菌と同時接種可能。接種部位が赤くなったり腫れたりすることがあります。 子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の対象。

肺炎球菌(7価結合型)
対象病名 肺炎球菌による肺炎細菌性髄膜炎
接種時期

・基本:生後2ヶ月以上7ヶ月未満で開始、27日以上の間隔を空け3回接種、生後12ヶ月から15ヶ月の間に1回接種(計4回)。

・開始が生後7ヶ月以上1歳未満は、27日以上の間隔で2回接種後、60日以上空けて1歳以降で追加1回(計3回)。

・開始が1歳:60日以上の間隔で2回接種。

・開始が2歳から9歳:1回接種。

接種方法 注射
ポイント DPTや肺炎球菌と同時接種可能。接種部位が赤くなったり腫れたりすることがあります。
子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の対象。

水痘
対象病名 みずぼうそう
接種時期 1歳から接種可能。初回接種より3ヶ月以上空けて(18ヶ月〜2歳)2回目接種を推奨。
接種方法 注射
ポイント 接種後1〜3週間後に発疹や発熱が見られることがあります。

※2014年10月1日より定期接種となり、公費(無料)で受けられるようになりました。


HPV(ヒトパピローマウイルス・子宮頸がん予防)
対象病名 子宮頸がん
接種時期 [サーバリックス]1回目接種の1ヶ月後に2回目を接種、6ヶ月後に3回目を接種
[ガーダシル]1回目接種の2ヶ月後に2回目を接種、6ヶ月後に3回目を接種
・中学1年生から接種できますが、かかりつけの医師に相談して進めましょう。
接種方法 注射
ポイント 接種部位の痛み・腫れが出ることがあります。
子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業の対象。

インフルエンザ
対象病名 インフルエンザ
接種時期 6ヶ月を過ぎてから接種可能。13歳までは毎年2〜4週間隔で2回。13歳以上は毎年1回または1〜4週間隔で2回。
接種方法 注射
ポイント 強い卵アレルギーのある方はかかりつけ医に相談しましょう。毎年10月頃から接種を始める医療機関が多いです。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
対象病名 おたふくかぜ
接種時期 1歳から接種可能。初回接種の後、5歳〜7歳の間に2回目接種を推奨。
接種方法 注射
ポイント 接種してから2〜3週間後に発熱したり耳下腺が軽く腫れることがありますが、自然に治るので心配ありません。
以前、副反応で無菌性髄膜炎発症の問題が指摘されていましたが、ワクチンの改良によりその確率はかなり下がっています。

B型肝炎
対象病名 B型肝炎
接種時期 生後すぐより4週間隔で2回、20〜24週を経過した後に1回(計3回)。
接種方法 注射
ポイント 妊娠中の検査にてHBs抗原陽性のママからの赤ちゃんは、出生後できるだけ早期及び生後2ヶ月にHB免疫グロブリンを接種。
さらに生後2・3・5ヶ月にHBワクチンを接種。
2016年10月から定期接種化されます。

A型肝炎
対象病名 A型肝炎
接種時期 1歳以上から2〜4週間隔で2回接種。初回接種から約半年後に3回目を接種(計3回)。
接種方法 注射
ポイント 2013年3月から子どももA型肝炎ワクチン(不活化)受けられるようになりました。

ロタウイルス
対象病名 ロタウイルス感染症
接種時期

[ロタリックス 1価]生後6週から24週の間に、4週間以上の間隔を空けて2回経口摂取。

[ロタテック 5価]生後6週から32週の間に、4週間以上の間隔を空けて3回経口摂取。

接種方法 経口型
ポイント 初回を1価で受けたら「1価の2回接種」、5価で受けたら「5価の3回接種」となります。
1回目は、生後14週6日までに。
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